メルカリでは、発送場所として「宅配便ロッカーPUDOステーション」を選ぶことができます。
非常に便利な発送方法なのですが、使ったことが無くピンとこない人も多いと思います。
とはいえ、メルカリを利用するのであれば是非利用して欲しい発送方法となりますので、是非本記事の内容を覚えて帰ってください。
というわけで、本記事ではメルカリで利用できる宅配便ロッカーPUDOステーションの発送方法や注意点を解説していきます。
是非参考にしてください。
メルカリで売れた商品はPUDOで非対面発送が便利
まずは、宅配便ロッカーPUDOステーション(以下PUDO)について解説していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。。
宅配便ロッカーPUDOステーションとは?
PUDOは、非対面発送ができる発送方法です。
PUDOを操作することで、誰とも会話をすることなく発送ができるため、感染防止対策ができ、またその手軽さが売りとなっています。
また、基本的には24時間対応しているため、時間に縛られないというメリットもあります。
商品の発送だけでなく、商品の受け取り場所としても指定できる場合があるため、発送だけでなく受け取りにも重宝する宅配便ロッカーです。
PUDOはどこにある?
PUDOは、主に以下のような主要施設に設置されています。
- 駅
- スーパーマーケット
- コンビニエンスストア
- 公共施設
- ヤマト運輸営業所
またPUDOは2021年12月末時点で全国に6300台を超えるなど、全国に台数が増えつつあるのがうれしい点です。
実際私の住んでいる周辺でも、いつの間にか思わぬ場所に設置されていて驚いたことがあります。
今後数が増えれば、ますます便利になっていきますね。
らくらくメルカリ便でのみ利用可能
PUDOは非常に便利なのですが、メルカリでは「らくらくメルカリ便」でしか利用ができません。
その他の発送方法だとPUDOは利用できませんので、覚えておきましょう。
らくらくメルカリ便とは?
らくらくメルカリ便は、メルカリとヤマト運輸が連携した、メルカリでのみ利用できるサービスです。
発送方法は「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」の3つで、封筒サイズから200サイズの段ボールまで幅広い商品の発送をすることができます。
嬉しいのが全国一律料金であり、匿名配送・追跡・補償がついているので安心して利用が可能です。
あて名書きも不要で、送料は売上金から引かれるため、面倒な準備が省かれた、是非利用してみて欲しいサービスといえます。
PUDOの対応サイズ
PUDOでは、100サイズの荷物までが対応サイズとなっています。
もちろんネコポスや宅急便コンパクトなどの小物サイズの荷物も発送可能です。
一方で、100サイズを超えるものは発送ができません。
らくらくメルカリ便では200サイズまで発送できますが、PUDOには制限があることを覚えておきましょう。
PUDOの対応梱包資材
PUDOでは、宅急便コンパクトの利用以外で特に梱包資材の制限はありません。
基本的にはどのような梱包資材でも発送することができます。
とはいえ、もちろん梱包が酷いと相手からの評価に関わりますので、梱包資材と梱包はしっかりとしたものにしてください。
PUDOの送料
PUDOの利用自体にはお金はかかりません。PUDOを利用する場合掛かるのはらくらくメルカリ便の送料のみとなります。
らくらくメルカリ便の料金や各種情報は以下の通りです。
ー | ネコポス | 宅急便コンパクト | 宅急便 |
---|---|---|---|
重量 | 1㎏ | ー | 25㎏ |
価格 | 210円 | 450円 | 750円~2,500円 |
厚さ | 3cm | 5㎝ | ー |
サイズ | 縦23㎝~31.2cm以内 横11.5㎝~22.8㎝以内 | 縦24.8cm横34cm 縦20cm横25cm | 3辺合計200cm以内 |
専用梱包資材 | 有 ※代用可能 | 有 ※70円 | 対応資材有 ※代用可能 |
発送場所 | ヤマト セブンイレブン ファミリーマート 宅配便ロッカーPUDO | セブン-イレブン ファミリーマート 宅配便ロッカーPUDO 自宅集荷(+100円) | ヤマト営業所 セブン-イレブン ファミリーマート 宅配便ロッカーPUDO 自宅集荷(+100円) スマリボックス |
補償 | 有 | 有 | 有 |
宅急便に限りサイズによって価格が変わりますので、利用する場合は確認しておきましょう。
PUDOを利用した発送方法
続いて、PUDOを利用した発送方法について解説していきます。
それぞれ参考にしてください。
メルカリアプリでの操作手順
まずは、メルカリアプリでの操作手順を見ていきます。
具体的には以下の通りです。
- PUDOを利用したい商品の発送方法をらくらくメルカリ便にする
- 商品が売れたら取引画面「コンビニ・宅配便ロッカーから発送」を選択
- 発送場所を「宅配便ロッカーPUDO」に設定
- 発送方法「ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便」を選択
- 「配送用のQRコードを表示する」を選択して完了
基本的には発送場所を間違えなければ、アプリ内の指示に従うだけで設定が完了するでしょう。
難しいことはありませんので、上記手順を見ながらやってみてください。
PUDOでの操作手順
続いてPUDOでの操作手順について解説していきます。
詳しくは以下の通りです。
- PUDOの画面をタッチし「発送」を選択
- 取引画面のQRコードを赤い光にかざす
- 注意事項に問題が無ければ「OK」を押す
- お届け日時を決定し「続ける」を押す
- お届け時間を決定し「続ける」を押す
- 発送予定日時を確認し「続ける」を押す
- 発送する商品のサイズでロッカーの大きさを決める
- ロッカーが開いたら商品を入れて閉じる
- 問題が無ければ「OK」を押して発送完了
長いように感じますが、実際に利用してみれば簡単です。
PUDOの指示に従っていくだけですので、しっかり文章を読んで捜査して下さい。
伝票不要でそのまま投函
PUDOの発送には、伝票が必要ありません。
メルカリアプリでQRコードを設定すれば、後はPUDOで読み込んで荷物をロッカーに入れれば完了です。
伝票はヤマトの配達員が貼り付けてくれますので安心して利用しましょう。
PUDOを利用する上での注意点
PUDOを利用する上での注意点として、以下の点を解説していきます。
- ロッカーに入らない場合発送は出来ない
- PUDOにも利用可能時間がある
- 発送ができないPUDOもある
- ロッカーが埋まっていて利用できないこともある
- トラブルが起きた時の為に受付番号は控えておく
- 太陽光のせいでQRコードの読み取りができない事がある
- Web版のメルカリではPUDOから発送ができない
- 発送控えは発行されない
- その他の覚えておくべき注意点
それぞれ見ていきましょう。
ロッカーに入らない場合発送は出来ない
PUDOで発送する場合、必ずロッカーの中に荷物を置いて閉じる必要があります。
したがって、ロッカーに荷物が入らない・閉じない場合はサイズ内でも発送は出来ません。
特に大きな荷物の場合、既に大きな荷物が入るロッカーが埋まっていることもあるため出直しになる事もあります。
そういった場合は、別の方法で発送するようにしてください。
PUDOを訪れても発送できない可能性があることは予め覚えておきましょう。
PUDOにも利用可能時間がある
PUDOが配置されている場所によっては、利用不可能な時間があります。
基本的にPUDOは24時間利用可能ですが、それは同じく24時間立ち入ることができるエリアに限ります。
したがって、一部時間立ち入り禁止になるエリアにPUDOがある場合、その時間は利用不可能となるのです。
初めてPUDOを利用する場合、そのエリアに立ち入り禁止の時間があるかどうか確認しておくと良いでしょう。
発送ができないPUDOもある
PUDOには、実は発送に対応していない場所があります。
したがって、事前に確認しておかないと、万が一発送ができないPUDOであった場合別の場所に行く必要があるなど二度手間となってしまうのです。
発送に対応しているかは、以下のリンク先から確認できますので、事前にチェックしておくと良いでしょう。
ロッカーが埋まっていて利用できないこともある
PUDOで商品を出品する場合、必ずロッカーに入れる必要があります。
しかしPUDOのロッカーには限りがあるため、既に全てのロッカーに荷物が入っていることも十分に考えられるのです。
実際私も経験したことがあります。したがって、配達員が前の荷物回収した後に行くのが最も良いでしょう。
場所によっては、回収時間が書いているところもあります。
PUDOを訪れた時は回収時間がかかれていないか探して見ると良いでしょう。
トラブルが起きた時の為に受付番号は控えておく
PUDOで発送手続きを終えた後、最後に受付番号が表示されます。
何かのトラブルが起きた時のために、この画面を写真などで残しておくと良いでしょう。
太陽光のせいでQRコードの読み取りができない事がある
これは私の経験談なのですが、太陽光が強い屋外の場合、PUDOでのQRコードの読み取りができない場合があるのです。
したがって、強く太陽光が差し込む場所で発送する場合、日光が弱くなる朝や夕方・夜に発送すると良いでしょう。
QRコードの読み取りが難しい昼間に来てしまった場合、体で出来るだけ太陽光をふさぎつつ読み取りを行ってみて下さい。
Web版のメルカリではPUDOから発送ができない
PUDOの利用は、Web版のメルカリではできません。
したがって、PUDOを利用する場合は、メルカリのアプリ版から行うようにしてください。
発送控えは発行されない
らくらくメルカリ便を利用すると、コンビニやヤマト直営所などでの発送では発送控えが受け取れます。
しかし、PUDOからの発送の場合は発送控えが発行されません。
したがって「トラブルが起きた時の為に受付番号は控えておく」の項目でお話しした通り、受付番号はスマホ等で撮影し保存しておきましょう。
非対面で便利に発送可能なPUDOを利用しよう
メルカリで発送方法をらくらくメルカリ便にした場合、発送場所を「宅配便ロッカーPUDOステーション」にすることが可能です。
PUDOは非対面で売れた商品を発送することができるため、気軽に発送することが可能です。
また、PUDOの利用は非常に簡単です。しかし注意点も多くありました。
メルカリを利用するなら、是非便利なPUDOで発送をしてみて下さいね。