メルカリでは、実は「食べ物」も出品することが可能です。
検索してみる「お菓子」「野菜」などさまざまな食べ物が出品されているので驚くことでしょう。
しかし、食べ物はかなり繊細な商品です。業者や農家じゃない一般人が出品していいのでしょうか。
そこで本記事では、メルカリで売ることができる食べ物やダメな食べ物・注意点などを解説していきます。
是非参考にしてください。
メルカリでも食べ物は売ることができる
メルカリでは食べ物を売ることが可能です。とはいえ、もちろんなんでもかんでも売ることは出来ません。
特に日本では食べ物に清潔感を求める傾向が強くあります。
したがって、状態によっては悪い評価を受けたり、そもそも出品自体が許可されていなかったりすることもあるでしょう。
また発送方法を確認していないと、腐って届くようなことも起こり得ます。
メルカリで食べ物を出品する前に、まずはルールから覚えていきましょう。
メルカリで出品できる食べ物とは?
まずは、メルカリで出品が許されている食べ物を紹介していきます。
間違えて出品不可の食べ物を出品してしまわないよう、確認していきましょう。
新品未開封の食べ物
メルカリでは、新品未開封の食べ物は出品可能です。
したがって、開封済みであったり、厚さを調節するために空気を抜くための穴をあけていたりすると出品はできません。
理由としてはもちろん、開封されているとその食べ物が大丈夫か保証ができないためです。
一度開けてしまった食べ物は、自分達で食べて処分するようにしましょう。
消費・賞味期限と食品表示が確認できる食品
メルカリで食べ物を出品する条件は「消費・賞味期限と食品表示が確認できる」ことになります。
具体的な情報はメルカリ公式にて、以下の情報を引用させていただきます。
消費(賞味)期限および食品表示の記載のない食品は出品を禁止しています。
賞味(消費)期限が印字されていない個包装食品で、外装の賞味(消費)期限が出品画像で確認できないものについても出品できません。
※食品表示法により、賞味期限は【製造(購入)日から1ヶ月】等の表記は認められていないため下記の表示が必要です
- 消費期限 ○年○月○日
- 賞味期限 ○年○月○日
- 賞味期限 ○年○月
なお、下記のケースは違反になりません。
引用:メルカリ公式ヘルプセンター
- 個包装食品に「消費(賞味)期限」および「食品表示」が記載されており、その表示が商品写真で確認できる場合
- 「消費(賞味)期限」および「食品表示」が記載されている外装が商品写真で確認でき、その外装を同梱して発送する場合
メルカリで食べ物を出品する場合、この表示を必ず商品写真で見えるようにする必要があるのです。
注意点として「製造(購入)日から1ヶ月」と言った表記の商品も出品不可となります。
そして具体的には以下の6つの情報が必要です。
- 名称
- 原材料名
- 内容量
- 消費(賞味)期限
- 保存方法
- 販売者
消費・賞味期限と食品表示紛失している食べ物は、新品未開封であっても出品不可です。
普段から消費・賞味期限と食品表示は捨てずにとっておきましょう。
個包装の場合外袋は開封しても出品可能
メルカリでは、食べ物の外袋を開封していたとしても「個包装」であれば出品が可能です。
この場合の扱いについては「個包装食品」となります。
しかし条件があり「個包装の袋に消費・賞味期限と食品表示が確認できる場合」に限り出品が認められています。
したがって、新品未開封でも消費・賞味期限と食品表示が確認できない場合は出品できません。
個包装の場合は条件があることを覚えておきましょう。
育てた野菜やお米の出品も可能
メルカリでは、個人で育てた野菜やお米の出品が可能です。
またメルカリでは「鮮度」が最も重視されていますので、色や形が悪くても売れる可能性が高いです。
家庭菜園や稲作で作りすぎて食べられない時はメルカリに出品すると、食品ロス対策になりお金も貰えるのでおすすめです。
メルカリで販売してはいけない食べ物
続いて、メルカリで販売してはいけない食べ物について解説していきます。
メルカリで販売してはいけない食べ物は以下の通りです。
- 開封済みの食べ物
- 消費(消費)期限・食品表示の記載がない食べ物
- 消費(消費)期限が切れている食べ物
- 消費(消費)期限が購入者に到着後1週間以内で切れる食べ物
- 生の食肉・魚介類
- 保健所などの許可がない加工食品
- 販売に特別な許可が必要な食べ物
- 健康増進法に違反している食べ物
- 手作り・自家製の食品
- 要冷蔵食品
この中で違反しがちなのが「消費(消費)期限が購入者に到着してから、1週間以内で切れる食べ物」でしょう。
人の口に入るものですから、万が一があれば取り返しのつかないこともあります。
メルカリで食べ物を販売する場合は、上記の点に気を付けて販売するようにしてくださいね。
メルカリで食べ物を出品する際の注意点
続いて、メルカリで食べ物を出品する際の注意点を以下の三点解説していきます。
- 消費・賞味期限と食品表示が確認できる写真が必須
- 海外の製品には注意が必要
- 食べ物によって梱包方法を変える
是非参考にして下さいね。
消費・賞味期限と食品表示が確認できる写真が必須
先ほどもお話しした通り、メルカリで食べ物を出品する場合は「消費・賞味期限と食品表示が確認」できる写真が必須です。
これらが確認できるものを紛失している場合は出品できませんので、必ず覚えておきましょう。
海外の製品には注意が必要
メルカリでは、海外の食品製品の出品も可能です。
しかし、メルカリでは「日本語の消費・賞味期限と食品表示」が確認出来なければ出品出来ないため海外表示の消費・賞味期限と食品表示だけでは出品不可となります。
こういった場合は、外国語の消費・賞味期限と食品表示が確認できる写真を掲載した上で、商品説明欄に和訳した概要情報を掲載することで出品が可能となります。
海外の食品製品は、消費・賞味期限と食品表示が日本語で無ければ和訳しないといけないことを覚えておきましょう。
食べ物によって梱包方法を変える
食べ物は、種類によって保存方法が異なります。生肉を常温で置いていると腐りますよね。
このように、食べ物を発送する場合はその「食べ物に合った梱包方法」で送ることを心がけます。
常温でOKな食べ物はそのままで、冷蔵が必要であれば冷蔵保温ができるケースに保冷剤などを入れてクール便等で発送しましょう。
また腐りやすい食べ物は、発送方法も出来るだけ早いものにするなど、腐った状態で届くことが無いよう十分に対応をするようにして下さい。
メルカリで食べ物を売る時は必ずルールを確認
メルカリでは、食べ物を売ることが可能です。しかし食べ物の出品にはさまざまなルールが存在していました。
食べ物は性質上、傷んだり腐ったりします。そのため梱包や発送方法に気を遣う必要がありました。
また最も重要な点として、消費・賞味期限と食品表示が確認できない場合は出品自体が不可となります。
人の口に入るものとなりますので、通常の出品物以上に気を付けて扱うようにしてくださいね。