メルカリで返品不可・3N禁止の記載は禁止行為?返品要求が無効なケースも解説!

×のプラカードを持つ人

メルカリでは稀に「ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセル」の、いわゆる3Nや返品不可のルールを商品説明欄に記載している出品者を見かけます。

要するに商品に何があってもあなたの自己責任で私は対応しませんよという事ですね。

この3Nや返品不可の記載、実は「禁止行為」であることをご存じでしたか?

これ知らずに使っている方多いと思います、また出品者にとってデメリットがいくつもあるのです。

というわけでこの記事では「返品不可・3N」について解説していきます。

是非参考にしてくださいね。

3N・返品禁止について

3N・返品禁止が禁止されている理由

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メルカリで3N・返品禁止が禁止されている理由として、そもそもこれらはユーザーの独自ルールである点が挙げられます。

つまりメルカリ公式が定めたルールではなく、ユーザーが独自に作ったものである為効力がありません。

またメルカリの公式ルールでは条件付きで商品の返品を許可しています、つまり3N・返品禁止ルール自体がメルカリの公式ルール違反という事になるわけですね。

注意点として3N・返品禁止を記載自体が違反行為であり、最悪「取引キャンセル・商品削除・利用制限」等の措置が取られる可能性があります。

割とよく見かけるルールなので勘違いしがちですが、禁止ルールであることはしっかり覚えておきましょう。

3N・返品禁止ルールが付けられやすい商品

服 梱包

3N・返品禁止ルールが付けられやすい商品として特に多いのが「高価で美品の商品」「ジャンク品」となります。

実はこれ、それぞれに3N・返品禁止のルールを付けることにおいて納得してしまうような理由があるのです。

それぞれ詳しく紹介していきましょう。

①高価で美品な商品

ブランド品の査定

メルカリでは新品や新品同様の高価な商品を出品する人も多くいます。最近だとカードゲームも当てはまりますね。

しかしそういった商品を悪意を持って購入する人も中にはいます。例としては「すり替え」が代表されるでしょう。

すり替えは購入した商品にいちゃもんを付けて返品を促し、返品に応じたところで「自分が元々持っている傷ありの同じものもしくは偽物とすり替え返品する」という手口です。

特にトレーディングカードにおいて「美品で購入して自分の持っている傷があるものとすり替え返品する」という事が実際に起こっています。

つまり高価な商品の返品は出品者にとって多大なリスクがあるのです。

②ジャンク品

バキバキに割れたスマホ

ジャンク品はその名の通り「不備がある商品」の事になります。電源の付かないゲーム機や部品が不足している機械など様々な物があるでしょう。

こういった商品は3N・返品禁止のルールを付けられやすい傾向があります。特に起動確認をしていない商品は付けられがちですね。

というのも起動できるかわからないと書いて販売しているのに「起動できなかったので返品したい」という人が居たりするのです。

起動確認をしていないものは起動できなくても構わないとして購入しているはずなので、これはおかしい話になります。

勿論記載以外に破損部位がある場合、出品者が返品に応じる適切な理由があることになりますが、記載されている部分が壊れて使えないので返品したいというのは購入者がルール違反です。

要するに「トラブル防止」の為に3N・返品禁止のルールを付けているという事ですね。

返品の拒否をすることも出来る

拒否するビジネスマン

メルカリでは3N・返品禁止のルールを付けることは禁止されていますが、実は「返品に応じなくてもいい」ケースもあります。

具体的には以下のケースの場合は返品に応じなくても良いでしょう。

  • 商品説明に同意した状態で購入している
  • 商品以外の理由での返品要求(梱包状態・気が変わった等)
  • 購入者都合の返品要求(思っていたのと違うなど)

ジャンク品でも商品の状態をしっかり記載しているのであれば、返品要求に応じなくても良いケースがあります。

出品者の方は是非これらの条件を覚えておいて、トラブルが起きた時に対処できるようにしておきましょう。

まとめ

メルカリでは商品説明欄に「3N・返品不可」と記載するのは禁止されていました。

また記載してしまうと「取引キャンセル・商品削除・利用制限」等の措置が取られる可能性があります。

メルカリを利用する上で不利であり、そもそもルール違反になる為今やってしまっている方はやめておきましょう。

またメルカリには「返品要求の取り下げ」が出来るケースもありました。

これらを理解してトラブルのないメルカリライフを送っていきましょう。

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