メルカリを出品者として利用していると「〇〇円で買いたい人がいます」という通知が来ることがあります。
これはいったい何なのでしょうか。また購入者はどのようにして「〇〇円で買いたい人がいます」を使うのでしょう。
本記事では、〇〇円で買いたい人がいますの使い方やメリット・注意点などを解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
円で買いたい人がいます、は「希望価格の登録」という機能
○○円で買いたい人がいます、という通知は「希望価格の登録」という機能です。
いいね!している商品に限り、購入者が欲しい商品の希望価格を入力することで、その金額が出品者に通知されます。
一種の値下げ交渉方法というわけですね。
メルカリの「希望価格の登録」とは?
○○円で買いたい人がいます、という通知は「希望価格の登録」という機能でした。では具体的にどのような機能なのでしょう。
本章では希望価格の登録機能について、以下3点のポイントを解説していきます。
- 匿名で値下げ依頼ができる
- 4つの希望額から選択できる
- アプリ・ブラウザどちらでも利用可能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
匿名で値下げ依頼ができる
希望価格の登録は、購入者が匿名で値下げ交渉ができる機能となります。
これまでだと、商品コメント欄に直接値引き交渉コメントをする必要がありました。
しかし必ず応じてもらえるというわけではなく、返事自体が来ないことも。
また話がこじれてしまうこともあります。調べると出品者・購入者共に値下げ交渉は手間だと感じている人が多いです。
これらのストレスが、希望価格の登録機能で、さらに匿名で解消できます。
特に購入者にとっては、希望価格の登録機能は便利であるといえるでしょう。
4つの希望額から選択できる
希望価格の登録は、以下の4つの希望額から好きなものを選択できます。
1万円以下の商品と、1万円以上の商品とで、少し値引き率が異なりますのでそれぞれ見ていきましょう。
1万円以下の商品 | 1万円以上の商品 |
---|---|
5% | 5% |
8% | 10% |
10% | 15% |
希望価格を入力する | 希望価格を入力する |
5%から希望額を選べるのはいいですね。値引き依頼をしたいけど具体的な希望額が無いという時に選びやすいです。
一方こちらから希望価格を入力することもできます。しかし「〇〇円~〇〇円」と値引きできる金額の上限下限は決まっているので、その範囲内で値引き額を決めるようにしましょう。
アプリ・ブラウザどちらでも利用可能
希望価格の登録は、アプリ・ブラウザ共に利用可能です。
それぞれの利用方法は以下の通りとなります。
アプリの操作手順
- いいね!した商品横の「すべて見る」を選択
- 商品名右の「希望価格」を選択
- 希望価格を登録して完了
ブラウザの操作手順
- 画面上部検索欄右の「いいね!一覧」を選択
- 右上の「すべて見る」を選択
- 購入ボタン横の「︙」を選択
- 「希望価格を設定する」で希望価格を決定し完了
それぞれ操作は簡単ですので、ぜひ上記の手順を参考に使ってみてください。
円で買いたい人の通知について
続いて、〇〇円で買いたい人の通知について、以下3点を解説していきます。
- 円で買いたい人がいますの通知は届く?
- 円で買いたい人がいますの希望には答える必要はある?
- 円で買いたい人がいますの通知はオフにできる?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
円で買いたい人がいますの通知は届く?
円で買いたい人がいます、の通知は「お知らせ」に届きます。
また該当出品商品の「タイムセールをする」「商品の編集」の上に「¥〇〇で買いたいひとが〇名います」と表示されるため、出品者はこちらからも確認ができます。
たまにお知らせを確認しておくといいかもしれませんね。
円で買いたい人がいますの希望には答える必要はある?
〇〇円で買いたい人がいます、の希望には特に答える義務はありません。
もちろん希望額値下げするのもいいのですが、納得しない場合はスルーでもOKです。
ただ対応しない場合は、無視をしてしまうと印象が悪くなりますので、コメントで希望価格に下げられない旨を書くと良いでしょう。
希望価格の登録をする人は、その商品をいいね!しているのでコメント通知が届きます。
こちらから価格を交渉したい場合も、コメントでコンタクトを取るようにしましょう。
円で買いたい人がいますの通知はオフにできる?
〇〇円で買いたい人がいます、の通知が嫌な場合は、以下の手順で通知をオフにすることが可能です。
- マイページをへ移動
- お知らせ・機能設定を選択
- 希望価格の通知をオフに設定し完了
お好みで変更していきましょう。
【出品者側】円で買いたい人のメリット
続いて、出品者側から○○円で買いたい人のメリットを以下2点解説していきます。
- 購入希望者がいると一目でわかる
- 値引き交渉対応をしなくても済む
それぞれ詳しく見ていきましょう。
購入希望者がいると一目でわかる
〇〇円で買いたい人がいる、ということは、購入希望者がいるということになります。
したがって、その商品は売れる可能性があると判断できるのです。
特に人気な商品でない場合は、この情報はかなり大きいと言えます。
場合によってはコメント欄で直接値段交渉を仕掛けられますので、欲しい人がいるのがわかる点は大きなメリットです。
値引き交渉対応をしなくても済む
〇〇円で買いたい人機能で購入希望金額が届いたら、こちらが売りたい金額内であれば値下げするだけで値引き交渉が完了します。
したがって、購入希望者とコメントで直接値引き交渉をする必要がない点は大きなメリットと言えます。
値引き交渉はトラブルに発展することも多いですので、そういったトラブルを一切無くせる点は魅力でしょう。
【購入者側】円で買いたい人のメリット
続いて、購入者側から見た〇〇円で買いたい人のメリットを以下2点解説していきます。
- コメントを送る必要が無い
- 常識的な範囲で値引き交渉しやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コメントを送る必要が無い
今までは、値引き交渉をしたい場合、該当コメント欄で直接コメントする必要がありました。
しかし無視されたり、トラブルに発展したりと、良くない状況に発展した経験がある方もいるでしょう。
しかし希望価格の登録機能を使えば、匿名で希望価格だけ送ることができます。そういったトラブルをすべてスルー出来るのは大きなメリットです。
結局コメントで値引きできても、相手の心象を損ねていたら「残念だった」の評価につながることもありますので、そういった心配が一切ないのが魅力と言えます。
常識的な範囲で値引き交渉しやすい
〇〇円で買いたい人機能には「5%、8%、10%」と、最初からある程度の値引き額が決められています。
したがって、常識的な範囲で値引き交渉をしやすいというメリットがあるのです。
値引き額によっては出品者の気分を害してしまいます。特に大幅な値下げについては、検索するとサジェストで「うざい」と言われるほど嫌われる要素です。
したがって、ある程度の塩梅で値引きができるようになっていることは、値引き依頼で失敗しにくいということですのでメリットであると言えます。
円で買いたい人機能が使えない商品
続いて、○○円で買いたい人機能が使えない商品について、以下4点を解説していきます。
- 1000円以下の商品
- 既に値下げされている商品
- メルカリshopの商品
- 売り切れの商品
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1,000円以下の商品
メルカリでは、1,000円以下の商品には希望価格の登録機能が使えません。
したがって、1,000円未満の商品にはそもそも希望価格の登録機能自体が表示されない仕様となっています。
こちらは希望価格の登録機能で勘違いしがちです。バグで表示されないのではなく1,000円以下の商品自体に使えず表示されない機能ですので覚えておきましょう。
既に値下げされている商品
メルカリでは、既に値下げされている商品は希望価格の登録の対象にはなりません。
ただ「何をもってして値下げされている商品としているのか」が調べてもはっきりわかりませんでした。。
公式サイトに「すでに値下げ済みの商品」と書かれているだけでしたので、一応こういった理由で希望価格の登録ができないケースがあると覚えておくと良いでしょう。
メルカリshopの商品
メルカリでは、メルカリshopの商品は希望価格の登録の対象にはなりません。
1,000円以下の商品同様ボタン自体が出現しない仕様となっています。
間違えて探してしまわないように気を付けましょう。
売り切れの商品
メルカリでは、売り切れの商品は希望価格の登録の対象にはなりません。
こちらは既に売れてしまっているため、値下げ交渉をする必要がないからですね。
円で買いたい人機能の注意点
続いて円で買いたい人機能の注意点について、以下3点を解説していきます。
- 値下げしたのに買われないこともある
- 円で買いたい人機能をオフにすることはできない
- 匿名なので違う人が購入することもある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
値下げしたのに買われないこともある
○○円で買いたい人機能は、あくまで希望価格を出品者に知らせる機能になります。
したがって、希望価格まで値下げしたとしても、必ず購入されるという保証はありません。
実際希望価格通り値下げしたのに購入されなかった、という話はよく聞きます。
○○円で買いたい人機能は、必ず売れるという機能ではないというのは覚えておきましょう。
円で買いたい人機能をオフにすることはできない
〇〇円で買いたい人機能は、通知をオフにすることができます。
しかし、〇〇円で買いたい人機能自体をオフにすることはできません。したがって承認する気が一切なくても、利用を止める方法がないのです。
仕様上仕方がありませんので、希望価格が届いたら対応をするようにしてくださいね。
匿名なので違う人が購入することもある
〇〇円で買いたい人機能は、匿名で値段交渉をする機能です。
したがって、購入した人が希望価格の登録機能を使った人ではないというケースも十分あります。
結果「希望価格の登録をしたのに買われた」としてコメントが来る可能性もあるのです。
メルカリでは早く購入した人と取引をしなければいけないルールがあるので、この場合は先に購入した人と取引をすると良いでしょう。
メルカリの「円で買いたい人」は有効に利用して売り上げにしよう
メルカリの○○円で買いたい人は「希望価格の登録」という機能でした。
購入者が1,000円以上の商品を匿名で値下げできるという、とても便利な機能でしたね。
しかし一方で、メルカリshopや1,000円以下の商品には使えないという仕様もありました。
出品者・購入者共に希望価格の登録機能をしっかり理解して、有利に活用していきましょう。