メルカリで商品が売れたら、必ず梱包して発送する必要があります。
しかし、梱包とは一口に言っても、大きさや形状・強度によって適切などによって異なるため、慣れるまではどのようにすればいいか判断が難しいでしょう。
また、梱包次第で良い評価・悪い評価にもつながるため、正しく梱包をすることは非常に重要です。
では具体的に、どのように梱包をすればいいのでしょうか？
本記事では、メルカリで売れた商品の梱包方法や、注意点などについて解説しています。
是非参考にしてください。
メルカリで売れた商品の梱包の重要性
まずは、メルカリで売れた商品を梱包する重要性について解説します。
是非参考にしてくださいね。
梱包は必要不可欠
メルカリで売れた商品を発送する上で、梱包は必要不可欠です。
梱包をすることで、商品が傷つくことを防ぐことができ、外からの衝撃からも守ることができます。
また、防水対策をすることで、水に弱い商品も安全に発送できるため、適切な梱包は商品を無事に届ける為に必要です。
逆に、梱包無しで発送すると、届くまで様々な人が直接商品に触れることになるうえ、傷つきやすくなり無事に相手に届く可能性が低くなります。
買った商品がむき出しで届いたら相手も驚きます。メルカリで商品が売れたら必ず梱包をするようにしましょう。
満足度につながる
先ほども話したとおり、メルカリで売れた商品をしっかり梱包することで、相手からの満足度にもつながります。
例えば高額なバッグを買ったとして、スーパーのビニール袋に入れられただけで届いたらどうでしょうか。
例え無事に届いても、恐らく多くの方が不満に思うでしょう。
逆に、段ボールに緩衝材をしっかりと詰め込み、さらに水に濡れないよう綺麗な袋に入れるなどして防水対策をされた状態で届くと嬉しいですよね。
送料的には前者の方が安くつきます。しかしメルカリには「評価」の項目があるため、ここで悪い評価を付けられると今後100件分の購入機会の損失が見込めます。
送料が少し高額になったとしても、しっかりと梱包して相手に送るほうがメリットが多いため、できる限り梱包にも力を入れるようにしましょう。
梱包次第で送料がお得になる
実は梱包方法によっては、通常の送料よりもお得に送ることができるケースがあります。
例えばダウンジャケットなどは、本来60サイズ700円になるところを、圧縮袋を使う事でゆうパケットポスト215円で発送することができます。
このように、梱包の方法によっては大幅に送料を減らすことができるのです。
梱包一つで売り上げが大きく伸びることがある点は是非覚えておいてください。
【アイテム別】おすすめの梱包方法
続いて、アイテム別におすすめの梱包方法を紹介します。
是非参考にしてください。
カード類の梱包方法
カード類の梱包で、最も安く送ることができるのは「ミニレター（63円）」になります。
そして梱包方法ですが、スリーブに入れ、チャック付きの袋で防水対策をした上で、カードサイズに切った段ボールに挟み折れ対策をすれば完成です。
ミニレターの場合、25g制限があるため、これ以下の重さになるよう調整しましょう。
しかし高額カードの場合は、追跡の付くネコポスやゆうパケットでの発送をおすすめします。
梱包する際も、絶対に折れたり傷がついたりしないよう、ローダーに入れるなどして対策するといいですね。
小物類の梱包方法
小物類の梱包は、基本的に緩衝材と防水対策が出来ていれば十分です。
まずは水に濡れないよう、チャック付きの袋などに小物を入れましょう。
チェーンなど絡まってしまうものは、段ボールなどで台紙を作り、テープ等で固定しておくと安心です。
またテープで固定する場合は、商品に直接貼り付けず、間に紙などを挟むようにしてください。
その後、プチプチなどの緩衝材で包み、衝撃や重みで壊れない事を確認した上で外袋・外箱に入れて梱包完了です。
緩衝材で物足りないという場合は、段ボールなどで小さな箱を作って入れると良いでしょう。
服の梱包方法
服の梱包方法として、薄いＴシャツであればしっかり畳み、必要であれば厚紙を中に入れ形を整え、防水対策のビニール袋と外袋の封筒で梱包すればいいでしょう。
また、防水対策のビニール袋を圧縮袋に変えれば、ダウンジャケットのような分厚い服でも、圧縮し薄くすることが可能です。
圧縮袋を使えば、送料を大幅に減らすことができます。
ただし、圧縮は服にダメージが行く可能性があるため、商品説明などに事前に圧縮をすることを書いておくようにしてください。
一方で、ジーンズのように、圧縮してもサイズが変わりにくい、分厚い服の場合は封筒ではなく段ボールなどで送るケースもあります。
梱包方法や服の種類によって、大きく送料も変わるため、しっかり確認しておくことが大切です。
バッグの梱包方法
バッグの梱包方法は、大まかには服と同じ方法でOKです。
薄いバッグであれば、ビニール袋で防水対策をして、必要があれば緩衝材に包み封筒に入れて発送します。
分厚いものでも、形が崩れなければ圧縮袋でサイズを縮められる場合は使用するとよいでしょう。
また圧縮袋でも小さく出来ないものは、防水対策・緩衝材を入れ段ボールで発送することになります。
それぞれ適切な方法で発送を行うようにしてください。
食器など割れ物の梱包方法
食器などの割れ物を梱包する場合は、より丁寧な梱包をする必要があります。
一つ一つ、通常の倍くらいの緩衝材を巻いて、万が一落としても割れないようにしておきましょう。
また、食器の場合できるだけ段ボールなど、外箱も強いものを使うようにしてください。
また、段ボールに入れる場合は、食器が動かないように、食器と食器・段ボールの間に新聞紙を丸めていれるなど、とにかく割れないためのあらゆる施策を施すように心がけましょう。
ブランドバッグの梱包方法
先ほど、バッグの梱包方法について解説しましたが、ブランドバッグの場合は話が別です。
通常のバッグ以上に、梱包に注意する必要があります。
まずはブランドバッグ自体に、傷や汚れが無いか、再度確認をしておきましょう。
何かあればトラブルの元ですので、こちらは入念にチェックが必要です。
そしてブランドバッグに「ファスナー」「金具」がついている場合、緩衝材で巻いておきます。
これは、配送中に金属部品がブランドバッグに傷をつけてしまわないようにするための手段です。
そして梱包ですが、折り曲げたり無理な形で梱包するのはNGとなります。
型崩れの原因になりますので、ブランドバッグはそのままの形で、無理ないように梱包することを心がけます。
梱包の際には綺麗な袋で包んで防水対策し、緩衝材もブランドバッグの形が崩れないよう巻いていきます。
段ボールなどの外箱を用意し、隙間には緩衝材・新聞紙を詰めるなど、動かないようにかつ、衝撃にも耐えられるようにしっかりした外箱に入れるようにしましょう。
家具・家電は頼める便に依頼がおすすめ
メルカリで出品できるものの中には「タンス」「ソファ」「ランニングマシン」などの大型の家電・家具も含まれます。
こういった大きなものは、自分での梱包が難しく、また梱包資源も相当用意しなくてはいけません。
したがって、家具・家電は「梱包・発送たのメル便」に依頼することをおすすめします。
梱包・発送たのメル便では、商品が売れたら集荷依頼をすることで、集荷・梱包・搬出を全て、代わりにプロが行ってくれます。
配送料も全国一律で、補償もついているため、まとめてすべてプロにお任せできる梱包・発送たのメル便は非常におすすめです。
高額な商品はよりしっかり梱包する
ここまで、アイテム別にそれぞれの梱包方法について解説してきましたが、その中でブランドバッグのような高額品を梱包・発送する場合はよりしっかり梱包することが大切です。
そして発送については、基本的に「補償」がついたものを選ぶようにしましょう。
高額な商品は、特に梱包について悪い評価を受けることが多いです。
したがって、高額な商品はここまで紹介した梱包方法以上に、頑丈に梱包をするようにしてください。
メルカリの梱包で気を付けたい注意点
続いて、メルカリの梱包で気を付けたい注意点を解説します。
是非参考にしてください。
配送中商品が破損しないように梱包する
メルカリで売れた商品を梱包する上で、業者の配送中に商品が破損しないように梱包するのは基本です。
これを怠ると、届いたときに商品が破損していたというクレームと、悪い評価を付けられてしまう事があります。
したがって、商品の梱包をする場合には、配送時にある程度何が起きても問題ないよう、しっかり梱包を行うようにしましょう。
防水対策を必ず行う
メルカリで売れた商品を梱包する場合、防水対策は必ず行っておきましょう。
水で濡れても大丈夫な商品でも必ず防水対策は必ず行ってください。
理由としてはシンプルに、届いた商品がびしゃびしゃだと不快なためです。
また、紙のカードやゲームなどは、水に濡れると使えなくなります。特に防水対策を行うべき商品でしょう。
濡れることはないだろうと思うかもしれませんが、外袋や外箱に雨水がついた状態で運ばれてくることはよくあります。
万が一のことも考えて、商品には必ずビニール袋などで防水対策を行い発送するようにしましょう。
中身のプライバシーを守る
メルカリで売れた商品を梱包する場合、中身のプライバシーを守るようにしてください。
具体的には「中身が見えないよう梱包をする」ことが大切です。
中身が見えてしまうとやはり恥ずかしいです。他人に見られたくないものを購入している人もいるでしょう。
悪い例で特に多いのが、購入した時の箱をそのまま外箱として利用し発送するケースです。
私自身も経験しており、過去メルカリでホットプレートを購入したのですが、防水対策無しで箱に直接伝票を貼られた状態で届いたことがあります。
悪い評価はしませんでしたが、やはり嫌な気持ちになりました。伝票を剥がすと外箱もびりびりになってしまったのを覚えています。
少し話がそれましたが、メルカリで商品が売れた時は、中身が見えないようにしプライバシーは守るようにしましょう。
誰が受け取っても不快にならない梱包を心がける
メルカリで売れた商品を梱包する場合、誰が受け取っても不快にならない梱包を心がけましょう。
梱包が悪いと、メルカリの評価で悪い評価を付けられやすくなります。
不快になる梱包の例としては、ビニール袋に入れただけの梱包だったり、商品が変形するような無茶な梱包・封筒にそのままむき出しで商品を入れるなどがあるでしょう。
商品を綺麗なビニール袋に入れ防水対策をし、緩衝材を巻き紙袋・段ボールなどに入れ発送するだけで、まず悪い評価にはなりません。
梱包をする際は、自分が受け取っても不快にならないような梱包にするようにしましょう。
メルカリの梱包の際用意しておくと良いもの
続いて、メルカリの梱包の際用意しておくと良いものを紹介します。
是非参考にしてください。
必要な梱包資材
メルカリを出品者側で利用している場合、梱包資材は常にストックしておく必要があります。
梱包資材は「ビニール袋」「プチプチ」「紙袋」「段ボール」「テープ」など様々です。
そして何か売れるたびにこれらを購入していては、売り上げが低くなってしまいます。
プチプチや紙袋などは、ショッピングの際に手に入りやすいですし、段ボールもスーパーで無料入手できる可能性があります。
日ごろから梱包資材になるものは集めておくと良いでしょう。
あると便利なアイテム
メルカリで売れた商品を梱包する際に、あると便利なアイテムがいくつか存在します。
具体的には「ハサミ・カッター」「メジャー」「計り」などは必須と言ってよいでしょう。
他にもハサミ要らずの「テープカッター」や、厚さを計る「厚さ測定定規」、かわいくデコレーションできる「マスキングテープ」もあると便利です。
必要に応じて揃えておいてくださいね。
メルカリの梱包資材を無料で手に入れる方法
メルカリで売れた商品を梱包する際に、梱包資材は必要不可欠です。
しかし、いざ揃えようと思うと意外と出費がかかってしまい、安価な商品を出品している場合、売り上げ金がすべて梱包資材代になるなんてこともあるでしょう。
ですが一部梱包資材は、お金を払わなくても「無料」で入手できるものがあります。
実際私自身も初期以外、梱包資材にはお金をかけていません。
メルカリの梱包資材を無料で手に入れる方法は、以下の記事で紹介していますので、是非参考にして下さい。
まとめ
メルカリで売れた商品は、必ず適切な梱包をして発送する必要があります。
梱包を適当にしていると、購入者からクレームが届く可能性が高くなるうえ、無事に商品が届かない可能性までありました。
逆に梱包がしっかりできていると、相手に好印象を与え商品も破損なく無事に届くため、しっかりとした梱包にはメリットしかありません。
メルカリで売れた商品を梱包する場合は、是非本記事を参考にして、お互いに良い取引が出来るように心がけましょう。
