メルカリでは、フリーマーケットのような感覚で家にあるものを売ることができます。
人によっては古物商許可証を取得しせどりをして、メルカリで売るという人もいるでしょう。
では実際、メルカリの販売って儲かるのでしょうか。また利益を出すにはどうすればいいのでしょう。
本記事では、メルカリは儲かるのか、販売手数料と送料・赤字にならないためのポイントを紹介しています。
是非参考にしてください。
メルカリは儲かる?
結論から申し上げますと、メルカリは儲かると言えます。
中には月100万円以上も儲けている人もいる為、やり方次第では暮らしていく事も可能です。
そして自分の持ち物だけでは限度があるので、古物商許可証を取得してせどりを始めるのも儲ける一つの手ではあります。
とはいえ、近年問題となっている「買い占めによる転売」で稼ぐことについては非常に迷惑がかかりますので行わないようにしましょう。
出品価格は全てが利益ではない
メルカリ初心者が勘違いしやすいこととして、出品価格(売上金額)は全てが利益ではない点が挙げられます。
リサイクルショップへの売却などであれば、売れた金額がそのまま儲けとなり懐に入ります。
しかしメルカリの場合、出品価格に販売手数料・送料、あれば仕入れ値などが入ってくるのです。
したがって「出品価格(売上金額)=利益ではない」という事は、必ず覚えておきましょう。
メルカリの販売手数料と送料について
続いて、メルカリの販売手数料と送料について解説していきましょう。
メルカリでは、出品価格にさまざまな手数料がかかってきます。
これを正しく理解していないと、赤字になったり儲けが少なくなったりするでしょう。
本記事では、以下の手数料について解説していきます。
- メルカリの販売手数料
- メルカリの送料
- メルカリの仕入れ値
- メルカリの振り込み手数料
是非参考にしてください。
メルカリの販売手数料
メルカリでは、販売手数料として売り上げの「10%」が引かれます。
300円なら30円が、3,000円なら300円が手数料として引かれるというわけです。
30,000円なら販売手数料は3,000円と、金額が大きいほど手数料の10%が大きく引かれますので、覚えておきましょう。
また、アプリ「Ingress」マンガ作品「宇宙兄弟」の二次創作物が売れると、売り上げから20%程ライセンス料がかかりますので、こちらも覚えておきましょう。
メルカリの送料
メルカリでは、出品した商品ごとに「送料」がかかります。
小さなものなら安価で済みますが、大きいものだとそれなりの送料になってしまい、儲けが減ってしまうのです。
したがって、テレビなどの大型のものを300円で販売した場合、送料でとんでもない赤字になってしまいます。
以下にとてもわかりやすいメルカリ公式の送料一覧ページのリンクを掲載しておきますので、是非参考にしてください。
メルカリの仕入れ値
メルカリでせどりをする場合、その商品の「仕入れ値」が手数料にプラスでかかってきます。
したがってせどりの場合は「手数料+送料+仕入れ値-出品金額=儲け」となるのです。
また、メルカリには商品の相場というものがあります。
相場以上の価格で売らないと利益が出ない場合は、その商品のせどりはあきらめたほうがいいでしょう。
メルカリの振り込み手数料
見落としがちなのですが、メルカリでは1度の銀行口座の振り込みに「200円」がかかります。
したがって、これも手数料として加える必要があり、また売上金の振込も201円以上にならないとすることができません。
お得な振込方法としては、毎度の振り込みで200円掛かるので、一度の振り込み上限である100万円に近い金額でまとめて申請することで振込金額を抑えることができます。
逆に都度振込をしてしまうと、そのたびに200円掛かるので後々思った以上に儲けが減る結果になってしまいます。
せっかく稼いだ売上金を無駄にしてしまわないよう、振込のタイミングには注意しておきましょう。
メルカリへの出品で赤字にならないためのポイント
続いて、メルカリの出品で赤字にならないためのポイントを解説していきます。
具体的には以下の点が大切なポイントとなるでしょう。
- 出品する前に送料を確認しておく
- 希望の利益から逆算して出品価格を考える
- 梱包費用を出来る限り抑える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
出品する前に送料を確認しておく
送料は、メルカリでは最も重要な手数料であり、儲けるためにも工夫が必須の要素です。
したがって、事前に発送方法と料金を確認しておく必要があります。
これを確認しておかないと、購入された後に赤字になる事が判明したり、相手に迷惑をかけたりしてしまう可能性があるのです。
予想していた発送方法が使えないと思わぬ損になることもありますので、出品前に必ず送料は確認しておくようにしましょう。
希望の利益から逆算して出品価格を考える
メルカリで価格を決める際には、希望の価格から逆算して出品価格を考えると良いでしょう。
その際、希望価格と相場を照らし合わせることも大切です。
希望価格が相場以上になる場合は、売れにくくなると考えて儲けは下がりますが値段を下げるなどの対応をしましょう。
またその際、各種手数料を込みで考えることを忘れないようにしてください。
梱包費用を出来る限り抑える
メルカリで発送をする場合、意外と費用がかかるのが「梱包資材」です。
外箱や外袋・防水用のビニール袋にプチプチなどの緩衝材などなど、必要なものは意外と多いです。
さらにテープやハサミ、メジャーなども必要となるでしょう。
したがって、梱包資材は出来る限り安価で揃えることと、誰が受け取ってもクレームのない梱包が求められるのです。
梱包資材の中には無料で入手できるものや、100円ショップで安価に入手できるものがありますので、売り上げを圧迫しないよう安価で揃えて儲けを出すよう心がけましょう。
メルカリで利益を出すためにできることをやっていこう
メルカリで利益を出すためには、各種手数料や送料の計算が必須となります。
また、梱包資材にお金を使い過ぎるのもNGです。
利益を出すにはいかに梱包資材を安く用意するかも大切となります。
是非本記事を参考にして、利益を出すコツをできる所から是非やってみて下さいね。