メルカリを利用しているとたまに公式が意図していない独自ルールを使っているユーザーを見かけます。
出品を始めて間もない方やメルカリを始めたばかりの購入者の方は困惑したこともあるでしょう。
そんな独自ルール、実はものによっては「規約違反・迷惑行為」になってしまう事も…
というわけでこの記事ではそんなメルカリの「非公式独自ルール」を7つと一部デメリットを解説していきます!
トラブルに巻き込まれる前に是非しっかりチェックしておいてくださいね!
メルカリの独自ルールについて
独自ルールを作るのは規約違反ではない
まず最初に、メルカリで独自ルールを作ることに関しては規約違反にはなりません。
しかしメルカリには公式が定めた「ルール」が最初から定められています。
具体的には「最初に購入した人と取引をする」というルールがあり、独自ルール等でこれを侵害する場合は「迷惑行為」となります。
規約には違反しないものの、迷惑行為として利用停止になる恐れもあるため侵害しないように注意して利用しましょう。
以下の公式ページも参考にしていただければ幸いです。
ではここからは実際に使われている独自ルールについてご紹介していきます。
①専用出品・取り置き
メルカリで最も多くみられる独自ルールとして「専用出品・取り置き」があります、個人的にも良く使っている独自ルールです。
これは名前の通りで、他の人に購入されないように商品名に「〇〇様専用」の名前を入れるなどして取り置きをしてもらうと言った内容になります。
しかし専用出品・取り置きには強制力は一切無く、別の人が購入してしまった場合原則その人と取引をしないといけないとメルカリでは定められています。
その為購入者にキャンセルを求めたり取引を進行しない場合はメルカリのルールを侵害する「迷惑行為」となり、最悪利用停止になるケースもあるのです
これは恐らく知らずにやっている人も多いと思いますのでしっかり覚えておくようにしましょう。
②いいね!禁止
メルカリではブックマークのような機能の「いいね!」があります。
いいね!はもちろんどの商品にしていいのですが、独自ルールでこれを禁止している出品者もいるのです。
禁止する理由としては恐らく以下の理由があると考えられます。
- いいね!だけされるのが不快
- 様子を見られているようで嫌
- いいね!通知で購入されないとイライラする
いいね!の通知が来ると「お?売れるか?」と期待してしまいますが、その後売れないと落胆するというのはよくあります。
勿論こちらは独自ルールとなりますので強制力はありません、いいね!するかは各々の自由ですので心配しなくても大丈夫です。
いいね!禁止のデメリット
いいね!禁止という独自ルールは確かに気持ちは凄くわかります、先ほどの理由に共感した方も多いのではないでしょうか?
しかし出品側から見た時に、これはあまりにも「デメリット」の方が大きいと断言することが出来るのです。
具体的には以下の理由があります。
- めんどくさい人・トラブルが多い人だと思われて購入される機会が減る
- 購入するか迷っている人が別の出品者の元へ流れる
- いいね!が少ないと人気が無いと判断され売れにくくなる
ざっくり話すと「購入される機会が激減する」という話になります、これは出品者からしたらデメリットでしかありません。
実際「いいね!を押してからしばらくして購入した」「いいね!をくれた人が数か月後に購入してくれた」なんて経験をした人は多いと思います。
もちろんこれは個人の自由ですが、本気で売りたいのであればいいね!禁止の独自ルールは使わないほうが良いでしょう。
③即購入禁止
即購入とは何も言わず商品をそのまま購入することになります、いわゆる普通の購入方法ですね。
しかし独自ルールではこれを禁止している出品者を多く見かけます、ではどう購入するのかというと基本的には「コメントで購入していいか事前に聞く」ことが即購入禁止の購入条件となっています。
これについては以下のような理由があると考えられます。
- ルールを守らない様な購入者に当たらないようにしている
- 他のサイトで同じ商品を販売している(規約違反)
メルカリでは出品者は購入者を選ぶことが出来ません、よって悪質なユーザーが購入してしまうという可能性もあります。
その為独自ルールを設けて、そのルールを守ってくれた人としか取引をしないようにするのが主な理由でしょう。
ただ稀に他のサイトでも全く同じ商品を販売している出品者も見かけます、これはメルカリの「規約違反」となりますのでトラブルを避ける為その出品者からは購入しないほうが良いでしょう。
即購入禁止のデメリット
即購入禁止についてももちろん強制力はありません、そしてこの独自ルールは出品者にとってデメリットの方が多いと言えます。
具体的なデメリットとしては以下の点が挙げられます。
出品者側のデメリット
- めんどくさがられて購入される機会が減る
- 即購入した相手と問答になる
- 低評価をつけられやすくなる
購入者側のデメリット
- 間違えて購入してトラブルになりやすい
- 規約違反の商品を購入してしまう可能性がある
- ルールを守らず購入したとして取引後低評価を付けられる可能性がある
Googleの検索でも即購入禁止は「うざい」とよく検索されています、欲しい商品だったのにあきらめたという声も多く見られますね。
出品者・購入者ともにメリットよりデメリットの方が大きいのでこのサイトではあまりオススメは出来ない独自ルールであると言えます。
④プロフ必読
メルカリでは自分の「プロフィール文」を設定することが出来ます、自己紹介のような感じですね。
これについても独自ルールがあり、購入する前に「プロフ(プロフィール)」を読まないと購入してはいけないとするルールが設けられている場合があるのです。
何故このようなルールを設けるのか、具体的な理由としては以下の点が考えられます。
- ルールを守らない様な購入者に当たらないようにしている
- 商品文・プロフをしっかり読んでもらうことでトラブルになりにくいようにしている
- 過去商品説明を見ずに購入した購入者とトラブルが起こった
また中にはプロフの番号を記入してから購入しないと取引に応じてくれない出品者もいるようです。
しかし事前に商品説明を見ておくことはトラブルの回避にも繋がります、こちらも気を付けるきっかけになるのでそこはいいかもしれませんね。
⑤3Nの強要
3Nとは「ノークレーム」「ノーリターン」「ノーキャンセル」の略称になります、これを強要する独自ルールがあるんですね。
しかしこれ逆に言えば「3Nを起こされる可能性が高い商品ですよ」と言っているようなものであり、そもそも実はこれメルカリのルール違反となっています。
つまりこの時点で出品者はメルカリの迷惑行為をしているのです、この場合購入しないほうが賢明でしょう。
⑥返信をしない
メルカリでは稀に「返信をしない」という独自ルールを設けている出品者・購入者を見かけます。
これは単純に返信作業をしたくないからだと思いますが、相手は非常に不安になる為あまりいい独自ルールとは言えませんね。
いろんな人の評価を見ていると「返信をしてくれず不安だった」として低評価をしている人も多く見かけます、面倒かもしれませんがこのサイトではしっかり連絡を取り合うことをおすすめ致します。
⑦値下げ交渉禁止
メルカリでは商品ページに「コメント」を送ることが出来ます、商品の状態や詳細を質問したりするのに使いますね。
またもう少し安く購入したい場合は「値下げ交渉」をすることもありますが、これを禁止する独自ルールを設けている出品者もいます。
これに関しては個人的に値下げ交渉をする人のマナーが悪いなと感じることが多い為、そういうのが嫌になり独自ルールとして設けているのではないかと思います。
値下げ交渉を禁止されても単純に「値下げはしませんよ」と言っているだけなので、その値段で納得できない場合はスルーするか希望価格機能を上手く使っていきましょう。
不審な出品者・購入者は事前にブロックする
メルカリは2000万人以上が利用する非常に大規模なアプリです、なので残念ながら利用規約に違反したり迷惑行為をするユーザーが少なからずいます。
そういったユーザーを見つけたら事前に「ブロック」をすることでその後のトラブル回避をすることが出来るでしょう。
ブロックの手順は以下の通りになります。
ブロックの手順
- ブロックしたいユーザーのプロフページへ行く
- 右上の「…」を選択(Androidは「︙」)」する
- 出てきた「このユーザーをブロックする」を選択
これで間違って連絡したり購入することを防ぐことが出来、また相手からもこちらの投稿が見えなくなります。
手間ではありますがメルカリを快適に利用するためにもブロック機能はしっかり使っていきましょう。
まとめ
メルカリでは公式ルールの他にユーザーが独自で作った独自ルールが存在しました。
しかし公式ではない為全て強制力は無く、基本的に先に購入した人が取引の権利を得ることが出来ます。
ただ場合によっては相手から反感を買ってしまい、取引後に低評価を受ける可能性もあるため不審な相手であればスルー・ブロックしておくと良いでしょう。
独自ルールは悪というわけではありません、規約違反・迷惑行為にならないよう上手に立ち回ることが大切です。