メルカリでは「クオカード（QUOカード）」の販売ができます。見たことがある人もいるでしょう。
しかし、メルカリの出品禁止物を見ると、このクオカードが入っています。
クオカードはメルカリで出品禁止のはずなのに、どうしてたくさん売られているのでしょうか？
本記事では、メルカリでのクオカードの売買について解説していきます。
是非参考にしてくださいね。
クオカードは残高の無いものは販売できる
実は、クオカードは「残高の無いものに限り販売が許可されている」アイテムになります。
過去は残高が無いものも出品が禁止されていましたが、近年販売が解禁されました。
コレクション目的で需要がある
残高の無いクオカードは、一見需要が無いように思いますが、実は「コレクションカード」として収集している人もいます。
古いクオカードであったり、キャラクターが描かれたものは、特に需要があるでしょう。
中には、抽選で当たらないと手に入らなかったり、限定販売されたものであったりと、クオカードも様々なものがあります。
残高はなくても、クオカードには一定の需要があるのです。
残高のあるものはメルカリの禁止出品物となっている
メルカリにて、クオカードは残高が残っていると禁止出品物に分類されています。
では、何故残高のあるクオカードは禁止出品物となっているのでしょうか？
具体的に解説していきましょう。
残高を偽って販売できてしまう
クオカードは、基本的に機械と通さないと残高がわかりません。
したがって「残高を偽って販売が出来てしまう」商品になります。
過去何件も残高を偽って販売されてしまった事例があり、また到着後直ぐに残高の確認が出来ないため、偽られたのが分かった時は既に評価もした後なんて事が良くありました。
メルカリでの、残高のあるクオカード販売は犯罪に利用できてしまうため、メルカリでは禁止されているのです。
不正利用に使われる恐れも
残高のあるクオカードは、不正利用に使われてしまう可能性があります。
具体的には「第三者によるクレジットカードの与信枠の現金化等」等の不正利用に使われてしまう可能性があるのです。
メルカリでの残高のあるクオカード販売は、メルカリの枠を超えて良くないことに繋がってしまう可能性があるという事ですね。
メルカリでは残高のあるクオカードが売られていることも
メルカリでは、残高のあるクオカードは販売できなくなっています。
しかしながらメルカリを見ていると、残高のあるクオカードを普通に売っている人を見かけることがあるのです。
これは一体何故なのでしょうか。本章ではその疑問について解説していきます。
メルカリ運営が全ての商品をチェックすることができない
まず前提条件として、残高のあるクオカードをメルカリで売ることは何があっても禁止です。
では、何故販売されているのかというと、理由としてはメルカリ側が「全ての商品をチェックすることができていない」ためとなります。
つまりはバレずに取引出来てしまっているのです。クオカードは残高が残っているのかわかりにくいので、メルカリも判別ができていないと考えられます。
これではやったもの勝ちのようなものですので、早めに規制を厳しくしてもらいたいところですね。
残高のあるクオカードを売ると利用停止になることも
残高のあるクオカードは、メルカリでは販売禁止となります。
したがって、残高のあるクオカードを販売していると、ペナルティが課される可能性が高いと言えるでしょう。
最悪アカウントの永久停止になってしまう可能性も高いですので、残高のあるクオカードが売れるよりよっぽどデメリットの方が多いと言えます。
そもそもが利用規約違反ですので、メルカリで残高が残っているクオカードを売るのはやめましょう。
メルカリでは定価以上で売られているクオカードもある
メルカリでは、元々クオカードに入っている金額以上で売られているものを見かけます。
これは一体何故なのでしょうか。それぞれ解説していきますので、是非参考にしてください。
コレクションとして価値が高い
クオカードは先ほどお話しした通り「コレクション」として需要のあるカードになります。
したがって、残高が無くてもコレクションとして価値が高ければ、元々入っていた金額以上の価格で取引されることもあるのです。
中には世界で500枚しかない、なんていうレアなクオカードもあります。
むしろそういったカードはメルカリなどのフリマアプリでしか見られないので、やけに高いクオカードがあれば一度商品説明を見てみると面白いかもしれませんね。
ポイントを使うと安く購入できる
メルカリにてクオカードは、残高のあるものを出品することができません。
しかし残高のあるものが普通に出品されているのも事実です。そして多少高くしても売れてしまいます。
理由はメルカリに「ポイント」があるためで、無料ポイントなどを貯めておいて残高のあるクオカードを買えば、実質定価以下で購入することも可能になります。
したがって、残高以上の値が付いていても売れることがあるのです。
とはいえもちろん残高のあるクオカードの販売は禁止されていますので、購入者側にも何らかのペナルティがあってもおかしくありません。
リスクが大きいですので、残高のあるクオカードの購入はやめましょう。
現金化することが可能
クオカードは、電子マネーより現金に近い商品です。そして現金でしか買えないものも世の中にはたくさんあります。
したがって、残高のあるクオカードを購入することで、メルカリポイントをより現金に近い状態に変換することができるのです。
購入した残高のあるクオカードを金券ショップに持っていけば、本当に現金化することも可能になります。
言わずもがな残高のあるクオカードを販売することにも購入することにもリスクがありますので、どちらもやめておくことが賢明です。
クオカードはルールを守って出品・購入しよう
メルカリでは、残高の無いクオカードに限って出品が可能となっています。
一方で残高のあるクオカードは、いかなる理由があっても販売は禁止されていました。
そして残高のあるクオカードは、購入する側にも大きなリスクがあると言えます。
メルカリでクオカードを出品・購入する場合は、ルールを守って取引をするようにしてくださいね。
